最近の活動
2014年夏の活動、日韓の比較表、遭対協相談員
昨年2014年6月にホームページをリニューアルして、気がつけばずいぶん日が経ってしまいました。昨年の活動について記します。
すでにお知らせしたように、夏の韓国人登山者の多い日に遭対協の登山相談員をつとめました。横尾の登山道脇に夏期常駐の相談員とともに立ち、登山者に韓国語で声をかけました。
韓国では8月上旬に会社が夏休みのところが多く、8月2日(土)には100人以上の韓国人登山者が横尾を通過しました。
このときのレポート(北アルプスの韓国人の声 2014年夏、横尾での遭対協相談員の報告)がほぼまとまりましたので、近いうちに公開します。
さらに、力を注いだのが日韓の登山の違いを表にまとめる作業でした。普段の(韓国内での)登山と同じようなものと思って日本アルプスに来られている方もいるようですが、実際には違う部分も多々あります。より安全に楽しむために、違いをよく知って切り替えて山に入るために使ってもらいたいと思っています。
これは長野県遭対協(山岳遭難防止対策協会)から仕事として携わらせていただきました。これまでの山小屋、警察などの遭難対策関係者からうかがった意見をベースにして、今回、日本での登山経験が多く、日本語にも通じている韓国の方などに、中身にふみ込んでいただきました。特にシン・インソプさん、ジョン・ヨンハクさん、ウ・ジェブンさん、ナム・サンヒョンさん、佐藤淳一さんにお世話になり感謝いたします。遭対協事務局である県山岳高原観光課の担当の方との二人三脚でした。日本登山の際には、パスポートと一緒に携えてもらえればと願っています。
そしていま、冬の間は仕込みの時期です。すでに、日韓の登山の比較表の印刷物が県庁から海を渡って行きました。さらに必要な人の目に触れるようにと、山岳雑誌や、登山旅行会社、山岳関係団体に、先月よりメール送信しているところです。
キルチャビでも近いうちに公開します。
そのほかの仕込みについても、いずれお知らせします。
(2015年2月16日)