日本の山で
霧ヶ峰・車山 韓国の旅行会社が視察
今月(2015年12月)初め韓国の旅行会社2社が長野県の招聘で4日間県内のスキー場や山岳観光地などを視察しました。
県の外国人向け公式ブロガーでつながりのある国際観光推進室担当者からお知らせをいただき、12月1日の霧ケ峰、車山の視察時に2時間ほどキルチャビの内野かおりが同行させていただきました。
来日したのは阿部知事が8月の韓国訪問時に訪ねたハナツアーとヘッチョ旅行社からそれぞれ2人。キルチャビにアドバイスいただいているウ・ジェブンさん(ヘッチョ旅行社)もその一員で、久々の再会となりました。
同行時は茅野市担当者と車山高原の信州綜合開発観光の案内で、車山ビジターセンターでのレクチャーの後、ビーナスラインを所々停車して八ケ岳や北・中央・南アルプス、遠く富士山などを展望しながら、韓国側の希望で八島湿原を訪れました。
韓国に帰国後メールで尋ねたところ、ビーナスラインからの眺めは「言葉にできないほど美しかった」との感想、湿原は「新緑の時期はきっともっと美しいだろう」という期待を述べられました。
中央道から車山への途中にモンベルに寄ったとのこと。また霧ケ峰の後は、白樺湖を視察して美ケ原へ向かわれました。
4日間の視察では、信越トレイルや志賀高原のスキー場、妻籠宿などを訪れたそうです。
さて、いったいどこが韓国人に魅力的だったのでしょうか。これから旅行商品として具体化されることが期待されます。
(内野慎一 2015年12月12日)